関西ウォータークラブ 50周年記念誌
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50急給水・応急復旧支援活動を実施するとともに、今後の水道復旧・復興計画の立案や災害査定受験対応などの技術的支援も行ってきたところであります。 今般、厚生労働省の「新水道ビジョン」にも示されているとおり中小規模の事業体では職員数の減少も課題となっており、また海外では水インフラ整備に関する需要が増大している状況にあるなど、本市にとっては、このような水道を巡る現状こそが、技術力を活かし、市域というエリアのみに縛られない新たな事業展開を行う好機でもあります。このような認識のもと、ベトナム・ホーチミン市への給水改善に向けた取組みなどを進めているところです。また、水道を巡る現状とともに、給水量の減少、施設更新需要の増大など本市の非常に厳しい事業環境も踏まえ、事業の効率性や発展性を最大限追求するため、現在、水道事業の経営形態の見直しを検討しています。今後、これら検討はもとより、本市の持つ技術、ノウハウ、資産を有効に活用し、新たな事業展開も進めつつ、お客さまに安心・安全で良質な水を安定的に、公正な料金で提供できるよう事業運営に最善を尽くしてまいります。大阪市水道事業管理者局長 玉井 得雄泉尾配水場のパース図(平成25年度通水)豊野浄水場の建設時の写真(撮影時期:昭和42年)

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