24水道産業新聞 平成5年(1993年)10月7号より掲載 こうした関西ウォータークラブの活動に刺激されて、中部ウォータークラブが昭和42年に名古屋市水道局長だった松見三郎氏によって設立されました。つづいて昭和44年には、広島市に寺西正雄氏を理事長に中国四国ウォータークラブが生まれ、昭和48年には福岡市に桶田義之氏を会長に九州ウォータークラブも結成されました。 これらクラブもそれぞれの地域に密着した独自の活動を続けて。順調に発展されていることは、誠におめでたいことです。昭和42年12月25日掲載今後の課題兄弟クラブの誕生官民一体の組織「関西ウォータークラブ」を創ろうあゆみ 関西ウォータークラブの今後の課題としては、まず下水道関係者がより多く参加していただくことです。クラブ誕生の経緯から、どうしても上水道関係の事業所の方が多くなり、下水道の事業所の方が少なくなってしまったのは残念です。それともっと同好会が活発になってほしいと願っています。これからは、ゆとりと豊かさの時代ですから、仕事を離れての趣味やスポーツも大切です。 ますます長くなる皆様の人生に役立つ同好会が数多く育てば、関西ウォータークラブの一層の社会貢献ができるものと思います。 クラブ設立のころは真っ黒だった私の髪も、いまや銀髪になってしまいました。クラブの年輪の重さをひしひしと感じます。今後は若い世代の方々にもどしどし参加していただき、時代を超えて関西ウォータークラブが発展することを心より願っています。清水清三理事長のあいさつ昭和60年総会でのひとコマ
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