関西ウォータークラブ 50周年記念誌
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11 このたび創立50周年を迎えられ、心からお慶び申し上げます。その記念事業として発刊される「創立50周年記念誌」は、先人のご努力や、貴クラブの歩まれてきた歴史を振り返る絶好の機会になると思います。寺川理事長はじめ役員の皆様や、関係者の皆様のご尽力に心から敬意を表します。 私ども中部ウォータークラブも、3年後には創立50周年を迎えますので、参考にさせていただきたいと思います。 貴クラブが設立された昭和38年当時の設立趣旨を拝見しますと、「水道、下水道、工業用水道事業などに携わる官界と業界が、自由な立場で一堂に会し、親睦を図り、情報交換し、技術や教養の向上を目指す」と謳われております。その趣旨に則り、新年賀詞交歓会、定例総会、例会、講演会、さらには親睦を目的とした囲碁やゴルフなど多彩な活動を続けて来られました。 また、設立発起人の名簿を拝見しますと、岩井重久京都大学教授を始めとする錚々たるメンバーで、我が国の上下水道界を牽引して来られた方ばかりで、関西圏の人材の豊富さを再認識しました。貴クラブが、我が国の高度経済成長期の中で、歩んで来られた歴史を垣間見る思いがしました。 また、歴代会員の皆様は、関西地区の水道関係事業の推進に多大なご貢献をされたものと拝察します。上下水道の普及促進のため、官民協働して業務を遂行された様子を想像すると、感慨深いものがございます。 我が国の上下水道事業は建設の時代から管理の時代に移行しつつありますが、国民生活に欠くことのできない重要なライフラインです。これまで蓄積されてきた上下水道資産を、健全な姿で次世代に引き継ぐことは我々上下水道事業に携わる者の使命であると思います。その意味でも、引き続き有意義な諸活動を展開されるようご期待申し上げます。 最後になりますが、貴クラブ並びに会員各社のますますのご発展、ご隆盛を祈念しましてお祝いの言葉とさせていただきます。中部ウォータークラブ理事長越智 俊彦原稿は平成26年3月時点のものです。お祝いの言葉

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