関西ウォータークラブ 50周年記念誌
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39 その後も、会員数は平成16年3月31日の個人会員143名、団体会員108名、合計251名前後で推移してウォータークラブの活動を続けていましたが、平成18年頃から会員数の減少傾向が見られはじめ、改革の必要性に迫られました。そこで従来の理事会とは別に「運営委員会」を設置し、合計6回の会議を経て、クラブ運営の改革を進めてきました。 運営委員会では、1.事業体現職の各種行事参加促進、2.賀詞交歓会の運営、3.行事計画と運営方法、4.会費改定の検討、5.都市別理事枠の検討、6.事業体現役会員の会費無料化などが議論されました。その間も会員数は減少し、平成19年3月末には、個人会員106名、団体会員79名の合計185名と激減しました。 そこで平成20年2月18日に行われた最終の第6回運営委員会で、平成20年度事業運営改定について次の内容を協議しました。 その一つはKWCの活性化を目的として会費のあり方・例会のあり方を見直すものです。併せて事業体現役会員の事業参加が減少していることを受け、会の活性化のためには事業体現役の参加増が必要であることを再度確認しました。 更には会員数の減少などにより、単年度収支では赤字運営が続いていましたので、平成18年度より例会会場の変更・例会の運営方法、新年賀詞交換会の有料化を進めてきました。この結果、僅かの黒字を計上できる体制になりましたが、更なる改革が必要との意見も多く、経費の削減に努めてまいりました。また近年は、事業体現役の方も会費支出の制約や昼間の会への参加も制約されるようになってきていますので、会費の見直しや例会開催時刻などについても検討しました。 このような協議の結果、下記内容を改定することにしました。平成18年5月1日掲載1.都市別理事枠の拡大により、事業体会員の増加を図る。2.事業体現役の会費を無料とし、事業参加時に参加費(食事つき)を徴収する。3.例会の参加時刻を夕刻とし、事業体の参加をしやすくする。4.例会開催数を削減する。①6月例会と納涼会を統合し、「夏」 の例会とする。②9月例会と11月例会を統合し、「秋 の例会」として講演会のみとする。5.この2年間で改革した効果を会員へ一部還元として会費を値下げする。個人会員(高齢会員)年間33,600円を30,000円にする。平成20年4月から今後も会費収入の動向を見ながら引き続き検討を行う。6.同好会の活動支援のため、会から補助金を提供する。運営委員会による改革槇野 勝赤木嶺夫小倉 晉進士暢夫末吉 徹松本宏一郎(株)クボタ(横道保博)(株)栗本鐵工所(蔵本宏次)運営委員名  簿平成18年度総会開催

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