関西ウォータークラブ 50周年記念誌
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13 この度は関西ウォータークラブの創立50周年、心からお慶び申し上げます。 この50年間クラブの運営を支えてこられました歴代の会長、会員そして関係団体の皆様に敬意を表する次第です。 私共、九州ウォータークラブも貴クラブと同様の設立趣旨で創設し昨年40年を迎えましたが、貴クラブの50年間という期間の運営活動を大いに参考すべきことが多々あるのではないかと考えます。 当クラブでは運営にかかる総会、幹事会をはじめ研修会、趣味の会を開催していますが、現状の課題を見てみますと、一つ目は総会の出席に官からの参加が少なく情報交換が十分できないという民側から参加の意味がないという意見が出ていること。二つ目は民側と官側の情報交流を積極的に推進すべきと考えましたが、民側の情報開示には内部の手続上簡単には解決しない事情があること。 三つ目は、研修会の演題の選択に非常に苦労していること。水道界もグローバル時代を迎えつつあり、各自治体が海外へ水道事業を展開していることから国内の水問題だけの研修内容でなく、海外との関係が深い団体または民側の経験者を講師として迎え、幅広く話題を提供できる環境が必要になってきていると考えられること。 以上当クラブの課題を述べましたが、一つ目は官側の協力で解決しておりますが、残る課題は今後の検討に求めたいと思っております。 これからも私共のクラブの現形態を維持しながら活動していきますが、将来の社会経済情勢の変化によってはその環境に対応したクラブ活動のあり方が求められるかもしれません。 今後とも貴クラブと日頃からの情報交換を進めながら、当クラブの発展に努力していきたいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。 最後に貴クラブの今後の益々のご発展を祈念しつつお祝いの言葉と致します。九州ウォータークラブ会長中元 弘利原稿は平成26年3月時点のものです。お祝いの言葉

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